「ハウジング・トリビューン」に「木耐博士N」が取り上げられました
(2013年4月12日)

【本トピックスの内容はPDFでもご覧いただけます】

4月12日(金)発売の「ハウジング・トリビューン」に、2012年改訂版対応の耐震診断ソフト「木耐博士N」が取り上げられました。

耐震診断ソフト「木耐博士N」2012年改訂版耐震診断方法に対応 簡易な操作性など従来品の強みを継承

エイム(埼玉県川口市、小野秀男社長)は耐震診断ソフト「木耐博士N」の販売を始めた。2012年6月に改訂された「木造住宅の耐震診断と補強方法」への対応を図る一方で、簡易な操作性など、好評だった従来品の強みを継承。耐震診断ソフトのニーズが高まりつつあるなかで、初心者でも簡単に使える耐震診断ソフトとして訴求していく考えだ。

1万ライセンスを超える「木耐博士」シリーズの最新版

 エイムは、2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応した一般耐震診断ソフト、木耐博士Nを発売した。
 木耐博士Nは1万ライセンスを超える発行実績を持つ「木耐博士シリーズ」の最新版。同シリーズの最大の強みである簡易な操作性はそのままに、計算プログラムの見直しなどを図った。
 (財)日本建築防災協会(建防協)では、木造住宅の耐震診断と補強方法を専門家向けに詳しく解説した「木造住宅の耐震診断と補強方法」というものを公表しているが、2012年にその中身を改訂している。
 そこで、木耐博士Nでは、この改訂内容を反映させた形で、計算プログラムなどを作り変えた。これにより、建防協が行っている木造住宅耐震診断プログラム評価制度認定を取得することが可能になる。現在、同社では同認定取得に向けて申請を行っている。

簡易操作により一般診断ではナンバーワンのスピードを実現

 木耐博士Nを用いて耐震診断を行う場合、まず診断対象となる建物の主な壁材や床仕様など基本概要を選択していく。次に間取りや開口部などの情報を入力し、「自動入力ボタン」をクリックするだけで、フロア全ての壁や柱が自動で入力される。
 これに対し他社の耐震診断ソフトでは、壁や柱をひとつずつ入力していく必要があるという。この簡易性が、木耐博士シリーズが市場で高く評価されている理由のひとつになっている。
 エイムの嶋田章技術部リーダーは、「壁や柱を自動生成した後、微調整が必要になる場合があるが、ひとつずつ壁や柱を入力するよりも断然早い。一般耐震診断でのプラン作成スピードはナンバーワン。15分ほどで1プランを作成できる。慣れていない初心者にも簡単で、すぐに使いこなせる」と話す。
 診断対象となる建物のプランを入力し終わると、耐震診断結果報告書が示される。
 報告書では、総合評価のほかに、建物の重心と剛心から推測した地震時の揺れに対する“弱点”も定時する。剛心とは建物の壁の強さの中心。重心は建物の重さの中心。剛心と重心が近ければ近いほど地震に対して強い建物となり、離れるほど地震に対して弱い建物となる。
 この考え方を基にして、建物の“弱点”を見つけることができるというわけだ。その弱点を壁補強をすることで、剛心と重心が近づき、耐震性能の向上をはかれる。

N値計算機能を標準装備 簡単な補強設計も引き継ぐ

 診断結果をもとに、耐震補強プランも自動で生成する。使用する壁補強部材を設定するだけで、目標とする耐震性能を満たす一般的な補強プランを自動生成する仕組みになっている。一般的な耐震補強プランだけでなく、屋根の軽量化といった特殊な耐震改修手法にアレンジすることも可能。
 一方、他社ではオプションの追加料金が必要な「N値計算機能」を標準搭載しており、より無駄の少ない耐震設計手法を導き出せる点も木耐博士シリーズの特徴のひとつだ。
 木造建築物の継手や仕口については、建設省告示第1460号により、柱の位置や耐力壁の強さに応じた仕様基準が規定されている。ただし、この仕様基準については、十分な安全性を考慮しているため、過剰設計になる場合があるとの指摘もある。
 対して、N値計算とは耐力壁の倍率から簡易的に柱のホゾの引き抜け力を算出する計算方法。算出した引き抜け力をもとに、より無駄の少ない耐震設計を行うことができる。
 エイムの木耐博士シリーズでは、このN値計算を標準搭載しているため、より現実に即した補強プランを提案できる。

総合評価シートをさらに見やすく 顧客への提案資料として活用可能

 今回新たに発売した木耐博士Nでは、これまでのシリーズ商品の特徴である「使いやすさ」を引き継ぎながら、新たな機能も追加した。
 例えば、耐震診断結果の総合評価シートの分かりやすさを追求。建物の必要耐力と保有耐力を視覚的に比較できるように、棒グラフで表示するようにした。そのほか、寸法入りの平面図など、見やすく、わかりやすい報告書の出力が可能だ。調査時の様子や補強ポイントをわかりやすく説明するために写真やコメントの挿入もできる。これらは顧客に対する提案資料としても活用できる。
 また木耐博士Nでは、建物の剛心や、重心、バランスの偏りを示す偏心率について、計算結果だけでなく、算出過程まで出力できる機能を追加した。補助金の申請などで自治体に耐震診断結果を提出する際、算出過程まで求められるケースが増えていることに対応した。
 料金プランは、ライセンス期間が3ヶ月、1年、3年の3タイプを用意。利用料金はそれぞれ8400円、2万5200円、5万4600円。
 エイムの關励介経営企画部部長は「初心者でも簡単に使える点を広く訴求していきたい。3ヶ月から利用可能なので、診断依頼が突然舞い込んだという方にも使いやすいはず」と話す。
 なお木耐博士Nは、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合のほか、NPO法人住まいの構造改革推進協会の推奨も受けている。

診断ソフトのニーズが高まる

 同社では、今後、耐震診断ソフトのニーズが高まると見ている。
 前出の木耐協の「木造住宅の耐震診断と補強方法」では、2012年の改訂において、より緻密な計算を求めている。
 エイムの嶋田氏は「改訂以前の耐震診断法では、数時間はかかるが、手計算でも診断が可能だった。しかし、改訂版では、複雑な計算が必要になるため、計算プログラムに頼らざるを得ない。さらに診断ソフトを使う流れが加速するはず」と話す。
 こうした状況を受けて、同社では簡易な操作性を強みとする木耐博士Nを訴求していきたい考えだ。


※木耐博士Nの詳細につきましては商品ホームページをご確認下さい。
 http://www.aimkk.jp/hakasen/




トップページ企業情報個人情報保護方針についてお問い合わせサイトマップ
Copyright(C) Aim Corporation. All rights reserved.